2009/12/20

ある日、相続が発生した。27

書類のやり取りなどの進展はないのですが、Q県に在住してる親友からの連絡がありました。
親友は今回、長女とバレーボールを観戦に行ったそうです。

で。長女に相続のことについて訊かれたそうなんですよ。
親友は詳しいところを判りやすく説明してくれました。
元々、嘘を吐けない体質の人ですし、相手に余計な嘘を吐いて混乱させる理由はありません。
なのできちんと説明してくれたそうです。

そしたらですねー。
今回の不動産屋の書類にハンコをつかなかった件で、私は大悪党ということになっているそうなんですね(笑)
ていうか、私の父親ぽい人が、長女に向かって言い放ったのが。

「ワシはあいつの借金を肩代わりしている。
おまえらを引き取る時にも借金をしている」

だから、自分のしたことは正当な行為なのだそうで。

なんかもう、なんかもう、なんかもうー。
相続と関係ないじゃないですか!?
しかも言いやがりましたね、誰が肩代わりですか。おまえらが勝手にやらかしたことでしょうが!

まあ、それはいいとして。
親友が説明してくれたところ、長女は納得したようです。
つまり「お母さんは悪くないんじゃね」だそーです。
シンプルですね……(笑)

善悪は立ち位置によって見方が変わります。
実家の父母ぽい人たちにとっては、私は悪でしょう、間違いなく。
善悪は人の立っている場所や見方によって変わります。
……とはいうものの、法律に照らし合わせた時、向こうのがおかしいんですけどもね。今回のケースでは。

それから。
洋司さんが亡くなった時に掛かってきた電話で。
たまたま傍にいた長女は、「相続」というセリフを聞いたそうです。

相続の知識のない長女の記憶に残る、そのセリフ。
あの連中は実は去年の二月から、相続が発生していたことを知っていたのです。


……さあ、どれだけ埃が出るか、楽しみだ。