2009/12/06

ある日、相続が発生した。01

何かと慌ただしい日が続きます。
この忙しそうな感じっていうのは年末特有のものなんでしょうかね~?

……脳天気な書き出しですが。
ただいま、私の頭を悩ませている件をざっとまとめて書いておこうと思います。
私だけじゃなく、他の人にも関わりのある話なので、詳しいことは書かずにおいたのですが、どうも話がこじれてるぽいので記録しておこうかと。
書くことで何かが整理出来ればいいなあ……。


この話はノンフィクションではあるんですが、人名や企業名などは全て仮名にさせてもらいます。
あとからインネンつけられても嫌ですし。
ちなみに前情報として書いておきますが、私は10年ほど前まで結婚していました。
元主人との間には3人の子供がいます。
私は訳あって子供とは離れて暮らしています。
そして元主人が亡くなったところからこの話は始まりました。
(亡くなったのは2月です)
被相続人は元主人……仮に平井洋司さん、とさせていただきます。

そして話は戻って。

問題の件というのは、遺産相続の件です。
時系列に沿って書くと、まず、この話を私がはじめて聞いたのは、10月の末。
突然、長女からメールが届きました。

「土地の名義に自分の名前が書いてあった。
土地には税金がたくさんかかって払えそうにない。
平井汀子さん(注:洋司さんの母親、つまり私の子供の祖母にあたる方です)に立ち退いてもらって、土地を売りたい。
売却には委任状が必要。
詳細を話したいので電話しろ」(意訳)

メールには実家の家電話の電話番号が記されていました。
長女自身の言葉ではなく、どうやら私の父母の命令のようです。
私は関係書類を送って欲しい、と返信しました。

連絡もなく、書類も来ず、11月になりました。
次に来たメールがコレです。

「賀谷不動産から書類が行くからハンコを押せ」(意訳)

それに対して私は、書類を確認します、と返信しました。
ここまでが長女とのやり取りです。


書類が届きました。
ところがそこには賀谷不動産の文字はなく……。
書類を発送してくれたのは、司法書士の露草さんと仰る方でした。
書類の内容は、土地の登記をするために必要な委任状にサインと捺印をして欲しい、ということでした。
つまり、この時点で遺産は相続されておらず、登記も済んでなかったわけです。
売るとかどうとかいう内容のメールをもらっていた私は、呆れるやら驚くやらがっくりするやら……。
ですがまあ、登記手続きは相続には不可欠ですし、放置しておくと危険ですので、司法書士の方にそのままお願いすることにしました。

そして露草さんにメールで連絡を入れました。
私がどうやって今回の件を知ったのかを説明した上で、私の父母には不信感があるという事情を話してみました。
速攻で返事が着ました。
つまり、土地の処分が出来るのは相続人(子供3人)の親権者の私だけだ、という明確な回答です。

露草さんは、実は土地を購入希望している企業が雇った方で、土地の登記のみに関して依頼を請けていたようです。
ですが、判る範囲内で私の質問には答えていただきました。
(誠意があり、また迅速に正確な対応の出来る人間って好きよw)

つまりこの段階で、土地は売りに出されていて、購入希望者が存在した、ということなんですね。
登記していない状態の土地を売るってどういう了見なのかと。
大体、相続するって誰が決めたんだ。
相続人の法定代理人である私を無視し、相続することを勝手に決めて、さらにその遺産を勝手に売りに出してる時点で、私はブチっと切れていました。

父母が非常識なのは知っていたが、まさかここまでとは!

まあでも、怒っても仕方ありませんから、購入希望という方にメールで連絡をすることにしました。
やり取りを始めたのは、荷田興産の下井さんです。

下井さんからの返事では、諸経費は当社が負担するので、電話連絡が欲しいとのことでした。
私は早速、メールで返事しました。

「急いでいるようなので、一度そちらを訪ねようと思う。
行くのであれば一度で手続きを済ませたいので、必要なものを教えて欲しい」

それに対して、必要なものは確認次第、連絡をするという返信がありました。

んでも連絡もなく、何も動きがなかったので、10日後に経過はどうかとメールしてみました。

下井さんの返事はこうです。

「相続の手続きが完了した。
必要なら書類をコピーして送る。
今後のことも話し合いたいので、Q県(私の出身地でもあり、子供が暮らしているところです)に来る前に電話が欲しい」(意訳)

さすがにこの段階になって電話を拒否る理由もありませんし、打ち合わせ等が必要なのかと思って、電話をしました。
ところが。
下井さんが何を話したかったのか、私にはさっぱり理解できなかったのです。
自分の理解力が落ちたのかと不安になるくらい。

聞いた内容は以下。記憶にあるものを書いてみます。

○司法書士の露草さんに守秘義務がと言われて困っている。
○依頼者である父親には連絡していない。
○向こうからどうなっているのかと問い合わせられて困るので、会わないようにしている。
○依頼してきた父は、税金の支払い請求書が来て、困ったので売ることにした。
○電話代などはこちらで負担する。
○当社は金の振込先がはっきりすれば、その先の金の流れには関係がない。

それに対して、私が話したことが以下。

□法的に遺産相続権があるのは子供三人であり、私も、私の父も関係がない。
□依頼者は税金の問題が解決すればいいのだと思うので、私が処理すれば問題ないのではないか。
□相続した後のお金の流れは、荷田興産にも、父母にも関係がない。

ところがこう返したら、向こうが何だかむにゃむにゃしてくるんですね、これが。
税金の件を聞けば話を逸らすし、じゃあ依頼されたのはいつだって聞けば9月だとかいうけど、話のつじつまが合わない。
その間に守秘義務とか言われて困るって愚痴を吐く。



……えーと。
私は何のために電話したのでしょうか?(汗)
話が進まないんですけど。



挙げ句の果てには、税金を払っても金は残るとか言い始めました。
いや、残るでしょうよ。つーか、土地の相続が発生してるのがその一箇所、○○坪ならな!ww
相続税、及び、固定資産税を払わなければなりませんから、残ってくんないと困るわけです。
そうでなかったら相続放棄した方が早いですしね。

で、残るとか言うので、言い返しました。

だから、その金は私にも、父にも、関係がないのだと。
相続権があるのは子供だけなのだと。