2010/01/13

ある日、相続が発生した。41

前回の日記の疑問点……つまり、葬儀代だと知っていたなら、死亡したことを知っているのではないか、という点について問い合わせてみました。


さすがに親会社に電凸したのは効いたのでしょうか。
廂銀行の係の方の言うことが素晴らしく二転三転します。
最初はね。葬儀代とかって言ってたのに、今度はこう言われました。

「解約の理由は判らない」

あんた、いままで一体、何を調査してたんですか?
じゃあ、何で他人が解約出来たんですか?
仮にベッドに寝たきりの老人が解約しようとしたとしても、委任状ってのが必要なんですよ。
なのにそれもないんですよね?
何で解約出来るのよ。

さらに民法では第三者でも、条件なしで解約出来るとか言い出しました。

意味が判りません。

何でですか、じゃあ例えば私が誰か知らない人の通帳と印鑑を持っていった解約してくれるんですか? その場で? 委任状も身分証明も何もなく????

アリエナス。

んで、詳しい回答は2時以降になると言われました。
一度はそこで電話を切りました。


そして私は消費者センターに電話しました。
区民のためにって名目で、相談できる場所があるんですねー。
そこに電話です。

結論として、電話でのやり取りでは証拠が残らずに不利になるから、書面でのやり取りにした方がいいだろう、というアドバイスを頂きました。
そして相続が絡んでくると、消費者センターではすぐに返答ということが出来かねる、と。
ですから弁護士の無料相談コーナーというのがあるのでそちらを紹介します、ということで紹介していただきました。


でもって、再び廂銀行に電話です。
そこで以降のやり取りは全て書類で行いたい旨を伝えました。
無論、条件がなければ返答不可の場合、返答できませんという返答と、その理由を明記していただくということで合意を得ました。
まずは私が、こちらが認識しているこれまでの経過を書き記したものを送り、それに対する返答という形で書類を頂こうと思います。

ていうかね。
この時点でもう、言ってること変わってるの。

まあ、その約束をしましてですね。それをいいように曲解され、銀行協会の調査に答えられないとか言われると困るので、協会に電話しました。
自分と廂銀行とのやり取りは書類で行うように取り決めましたが、あなた様の調査は続行していただきたい。それを理由に情報を開示してはいけないとは一切言ってませんので、と。

そして私は、銀行とりひき協会の方に訊いてみました。
銀行というところは、第三者が勝手に他人の口座を、何の条件もなく解約してもいいものなのか、と。
普通は出来ません、という回答をもらいました。
当たり前ですよね。

だって考えてみてください。
私は権利者なのです。(代理人だけどね)
そんな権利者の私が、情報を引き出すために様々な書類を送れと言われているにも関わらず、何故、権利のない第三者が勝手に銀行口座を解約出来るのでしょうか。

どうして権利のない人間の方が楽ちんに動けるんですか?

あの手続きをして、この手続きをして、これを持ってこい、これを送れ。
さんざっぱら従っておいて何なんですけど、もの凄く理不尽じゃないですか? これ。
法律に基づき、その手続きが必ず必要であると主張されるのであれば従います。ええ、従いますとも。
でも何で私だけ?
解約した第三者は法律を無視していいわけ?

……というようなことを思いはしましたが、言っても愚痴にしかなりませんね。
心にしまって大人しく書類の作成に入りたいと思います。