2010/01/04

ある日、相続が発生した。36

35の続きです。

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怒りを感じつつも、まずは冷静に。
私は銀行協会の「銀行とりひき相談所」というところに電話しました。
今度はQ県ではないですからね。電話代もそれほどかからなくてラッキーです。

「すみません。
とある銀行で、第三者による口座の解約が行われていた件について相談したところ、埒があかないのでご相談させていただきたいのですが、こちらでよろしいですか?」

と、切り出しまして。
そしてお約束通りに状況を説明させていただきました。
担当者の方は、それは確かにおかしいと。

そして銀行名を聞かれました。すると担当の方はこう言われました。

担当「それはですね。問題があったと仰る△△支店ではなくてですね、本店営業部に相談窓口というのがあると思うので、そちらに……」

私「いえ。電話したのは、本店営業部、お客様相談窓口なんです」

担当「は!? えっ、支店じゃないんですか!?」←あきらかにびっくりしているらしい声

私「はい。支店ではありません。本店営業部です」

担当「それは……(言葉をなくしているらしい)」

状況を説明した後、担当は調査すると約束してくれました。
調査中にもしかしたら私のところに銀行から連絡が行くかも知れない、とも言われました。
それはOKです、と答えました。

何故、担当者の方はそんなにも驚いたのでしょうか。
そこはみなさん、想像してみてください(笑)

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以上がここまでの状況です。
これは私を相手に情に訴えるだの、法律を無視したやり方だのが通用すると思った、銀行側のミスです。
ですが、どうして銀行は相手のことも考えず、そういった対応をしたのでしょうか。
恐らく、法律上そうなっていると説明しても、理解しようとしない客が多いのでしょう。
ですから客がより納得しやすい方法をチョイスしたつもりだったのです。


相手が悪かったですね。
ご愁傷様です。