司法書士のハズの須々木さんからメールの返答が届きました。 この返答が凄かった……。 『自分は平井汀子さんの亡き母、▲▲さんの相続について相談を受けている。 先頃、汀子さんが他の書類を捜していたとき、バッグの中から貴書面が出てきたので代わりに連絡した。 自分は洋司さんの遺産等について一切調査していないし、その権限もない。 なお、汀子さんは貴書面に対し正しく回答する能力が十分でないため、質問しても無駄である。 廂銀行の預金内容などはあなたが調査しろ。 銀行の取扱店が間違っているかも知れない。』(意訳) まずは、ここまでで解析いきましょうか。 つまり須々木さんは故人の相続について関係ねえのに、私に手紙を寄越したってことになるんです。 だってそう書いてあるし。 しかも勝手に人のバッグの中を探って、勝手に連絡したってことだべ? だってそう書いてあるし。 んでもって故人の遺産についての調査権限はないって主張してる割に、故人の遺産はこんだけですよーって、手紙を送ってきてるのは何? んでもって、汀子さんに訊いても無駄って、あんたが決めることではないだろう。 更に、廂銀行の件は調査した上で訊いてるんだが? で、間違ってるかもってのはなに? つまり自分が間違ってないって言いたいの? 続き行きましょうか。 『汀子さんは亡き母▲▲さんの相続に関する書類(裁判関係書類など)を保管してなくて苦労している。 だから解約した預金通帳を保管しているとは思えない。 汀子さんは現在収入がなく、自分も報酬をもらっていない。紹介者(隣人)からの借金で生活している状態だ。 仮に、汀子さんが洋司さん名義の預金を引き出したのなら、葬儀費用及び生活費にしたと思われる。 あなたが法的手段を講じるのは勝手だが、汀子さんから得るものはないと思う』(意訳) 解析します。 この後半部分は、大まかに言えばただの愚痴です。 私には全く関係がありません。 裁判の書類がなくて苦労? だからなに? 通帳がなくても銀行には記録がありますから関係ありません。 収入がなくて報酬がない? 知ったことではありませんがなにか? 預金の使い道なんて訊いてませんけど。 そして最後の一行。 人は自分の尺度で考えたがるものですが、これは正直、いただけない。 私はね。金をとろうとしている訳ではないんです。 自分がそうだからって、人もそうだろうと勘違いしてくれたら困る。 大体、この遺産。私にはびた一文も入らないんです。ええ、相続人は子供ですからね。 私のではありません。 そしてこのメールは、先に来た手紙とえらく矛盾しているのですよ。 手紙には解約したと平気で書いてありますが、銀行で解約するには条件があり、その条件を満たしていなかったと知っていながら、それを平然と書いてきた、ということは。 須々木さんは善管注意義務を怠っているのです。 (注:善管注意義務とは。→コチラをご参照ください) だってこれ、下手をすると犯罪なんですよ。 つまり。司法書士としてはあり得ないのですよ。この態度は。 余りにも呆れ果てた私は、このメールをあらゆるところに転送しました。 だってこれ、変でしょ。 証人は多い方が!(ぉぃ 受け取った方は『また巻き込みやがって……』と、生温かい笑いを浮かべてくださると幸いです。 そして、この話はこれだけでは済まないのです。 (次号に続くwwwww) |