2011/03/31

ある日、相続が発生した。116

昨日、ふと思い立って近衛不動産の営業さんに電話を入れました。
書状でわざわざ報告していただいてありがとうございます、というお礼が言いたかったんです。
法律で定められているとは言ってもデスネ。そこはまあ、気は心ですw

そしたらですね。
明日……つまり、今日会う予定です、と。
でもって、色々と不動産側の司法書士や弁護士などに相談した結果、平井汀子さんには生活保護をうけるという手続きを取って貰えばいいのではないかということになったそうです。

実は平井汀子さん。
どうやら借金があるようでして。
でもって他の不動産があるようでして。
1度不動産を売るなりなんなりという形で借金を相殺した後、生活保護をうけるのはどうかと勧める予定だと聞きました。

ほうほう。
そーいえばもう1人の居住者は生活保護をうけているという話でしたね。

実は生活保護手当の受給者は、収入があった場合はびた一文もかかさず役所に報告しなくてはならないという決まりがあります。
ですので、生活保護受給中であればですね。転居の金をこちらが支払う訳にはいかないのです。
いえ、生活保護が切れても構わないんならいいですよ?w
ですが、普通は転居の手続きをしたい、と申請すれば、福祉課から転居費用が出るのです。
あのアパートの取り壊しの理由は明白で、これ以上、あの場所にあの状態で建物を置いておくと危険だから、です。
ですので、それが理由であれば転居費用が必ず支給されるはずです。

というようなことをデスネ。営業さんに言ってみました。
すると喜ばれました。
まあ、確かに司法書士や弁護士って肩書きがあっても得意分野ってのがありますからねえ。全分野を網羅するのは難しいので、生活保護についてはそれほどデータがなかったのかも知れません。

そして今日。さっき、営業さんからお電話がありました。
珍しい~。とか思いながら電話を取りました。
実はこれまで営業さんが直に私に電話してくることはなかったのです。

週明けにもう一度平井汀子さんに会う予定だそうです。
でもって平井汀子さん曰く、墓が気になると。
それを聞いた私、すかさず、

「あ。お墓についてはですね。合祀させていただくという形で対処したいと思います」

と、返答しました。
念のために合祀の説明を。
合祀とは読んで字の如く、合わせ祀るという意味です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%88%E7%A5%80
ここに詳しくあります。リンク先はWikipediaです。

つまり、合祀ってのは先祖をひっくるめて1つの墓にまとめてしまう、ということです。
これは仏式も神式も同じです。
仏式がお好きなようですので、仏式でおまとめしますよw

ただし、平井汀子さんが亡くなった後の話ですよね、それ。

と、営業さんに言ってみました。するとそうですよねー、と言葉を濁されたので、

「……という訳にもいきませんので、お墓の件につきましては合祀させて頂くつもりですのでご心配いりませんとお伝えください」

と言ってみました。
まあ、そのまま伝えれば文句はないでしょう。そもそも合祀の意味が判らないでしょうからwww
それでもまだ何か言ってくれば、本家と名乗った例の不思議な人を辿って、本家に合祀という形を取らせてもらえばいいだけの話。
ワシが本家じゃああ、という長文乙の手紙を書いた上にマイブロマイドを添付してくるくらいですから、本家がりたいのは明白ですので、そこに「お願いします」と頭を下げれば喜んで合祀してくださると思われます。

でもって遺族年金について訊かれました。
よーするに子供たちは遺族年金をもらっているのではないかと。

……あ。うっかり忘れてたwwwwwwwwwwwwww
そっか、そういうのがあるのか~。

正直に私は知らない、ということと、私の両親が懐に入れてる分には判らない、と答えておきましたww
だってさあ。あいつらならやりかねないんだもん。
それに生計が一である場合は事と次第によっては合法ですので、私も文句を言える立場ではないのです。
ただ、私の管理外であるということだけは伝えてみました。

どうやら営業さんは週明けに会う時に、平井汀子さんと一緒に役所に行くことにしているのだそーで。
わざわざすみません……。
というか、詰みですね、ほぼ。
だから電話をくださったのでしょう。
平井汀子さんさんがどれだけ嘘を吐いていても、役所に行けば色んなことが判りますので、チェックメイトです。

出来る人は出来るんだなあ、と思うと同時に、尽力してくださった方々に改めて感謝を。
話は着々と進んでいます。本当にありがとうございます。