2010/02/28

ある日、相続が発生した。85

司法書士の三星さんから書類が届きました。

ようやく!
ようやく、土地の分筆に成功しました!
まだ売れる状態ではありませんが、これで一段落です。

ちなみに周辺住民の方々の了承を得なければならなかったこと、更に測量しなおしたら土地が若干大きかった事、その申請手続き料、相談料などを含め、今回の請求額はこちら!

610.500円也

ただ登記して終了というケースでないだけ、かなりの手間が掛かっています。
手間賃込みということでしょうかね。

まだ問題は残っていますが、着実に進んでいることに嬉しくなりました。
今年は是非。
是非片付けたいというか、


いいかげん姉弟喧嘩はやめてくれ。
 
おまいら幾つなんだ。


って感じですかねw

2010/02/27

ある日、相続が発生した。84(追記)

昨日は何だか気分が変で、食欲もなくて、何故かささくれてて、どうしようもない感じがしたので早く寝たんですけど……。
原因が判りました。


私は荷田興産にめちゃくちゃ怒ってるらしい。


変だなあ、と思ったんですよ。
何かもやもやするのに一切文章化出来ず、それでいて意欲が低下していたから、てっきり鬱の症状が強く出ているのかと思ったんですが、薬飲んでも落ち着かないんでおかしいなあって。


昨日の電話で司法書士の露草さんと色々とお話ししたんですが。
あの土地を相続する権利、及び売買権利は子供3人にしか発生しません。
子供が未成年者であり、なおかつ、同居している親族が後見人ではないため、自動的に親権者である私が代理人として権利を動かすことが出来るわけです。
そして露草さんはそのことを重々承知だったため、昨日の話題である権利証を誰にも渡していなかったわけです。

そして何と。露草さんはその時の登記費用をどこからも貰っていないのだ、と。

だから荷田興産が諸費用を全て持つ、と名言しているのでそちらに請求して頂きたい、とはっきり言いました。
露草さんは「荷田興産にその発言を伝えてもいいだろうか」と言われましたので、もちろんどうぞと言いました。
証拠もありますからね。

その時に露草さんが「荷田興産には他にも色々あるので、丁度いいから行ってみますわー」と仰ったんですよね。
お判りになるでしょうか?

他にも似たようなケースの案件を抱えている、ということです!!!!




怒髪天。




やるならやるぞ、私は。
絶対に許さん。

2010/02/26

ある日、相続が発生した。84

オリンピック競技会の種目の一つ、フィギュアスケートが終了しました。
(エキシビションはまだですがw)

選手の皆さんお疲れ様でした。
その中でもとんでもない記録を残されたキム・ヨナ選手、残念ながら演技の途中のミスが響いたのか金には届かなかった浅田選手、さらに競技前に悲しい事故でお母様を亡くされたジョアニー・ロシェット選手。
演技を観ているこちらが涙ぐんでしまうほどの素晴らしい演技だったと思います。
おめでとうございます。そして素晴らしい演技を見せて下さってありがとうございます。

でもね。
中継アナウンサーはどうかと思いました。
公共の電波を用いて己の勝手な解釈や、テケトーな感想を述べなくて宜しいです。しかも何度も間違えるし。
おまけに審査員がどの国の人か勝手に調べたとか言ってましたけど、それってルール違反じゃなかったっけか?
何なんですか、一体。
アナウンサーが国民の意識を扇動するような発言をしていいんですか?
まるで審査員が間違っているかのような言い方は、オリンピック競技会そのものを侮辱しているともとれるんですけどね?
民放ならまだしも……。
民放はぐだぐだなのは承知の上で観てますから、仕方ないって思えるんですけどね。
NHKは国民から料金を取っているんですから、マトモなアナウンサーを配置して欲しかったです。


感想はこれで終わりw
では通常営業に戻りますw



書留で司法書士の三星さんから書類が届きました。おまけに速達です。何事だろうか、と思ったら。
以下の書類を送って下さいというものでした。
その中に見慣れない文字が。

登記識別情報。

意味が判らなかったので調べてみました。どうやら権利証に当たるもののようです。



もらってません。



んで、今朝になってから書類を送ってくれた司法書士法人に電話しました。初めて見たんだと説明すると、もしかしたら登記手続きを行った司法書士の方のところにあるかも、と言われまして。

はい。最初にこちらに連絡してきた司法書士、露草さんですね。
今度は特に揉めることもあるまいと、電話しました。
最初は私が誰か判らなかったらしいんですが、話しているうちに「あーーーー!」と。

実はあの登記のお代はまだ払われていないそうです。
待てゴラあああああああああああああああああああああ!!
荷田興産! 貴様、諸経費は全て弊社持ちだとほざいてただろうが!

ていうようなことがありましたので、にっこりしつつ、「あの時に諸経費は全て当社で持つ、と荷田興産の方が仰いましたので、経費はそちらに請求するとよろしいかと思います。なお、私の父親に請求しても法律もなにも理解出来ないので無駄です」と言ってみました。
実際、私の父母が契約出来る案件ではなかったので、そっちに請求しても無駄なのは確かなんですね。
でもって荷田興産はどういう裏技を使う気でいたのか、経費を全てぶっちぎっていたもよう。

その事実を言ってもいいか、と訊かれたので「どうぞ」とさっくり言いました。
こっちにはメールという物的な証拠があるので、言い返されたりこっちに請求されたら今度こそやり返します。

じゃあ、今から印鑑証明をとってきまーーーす。

2010/02/25

ある日、相続が発生した。83

朝から役所に行ってきました。
司法書士の戸梶さんに送るため、印鑑証明を7通ゲットです。

でもって財産目録の作成まで済ませて頂いた、財産の残りチェックなんですが、えーと包み隠さず書くと約10万の手数料が掛かりました。
何もない、という事実のために10万w
もちろん支払いはしますけど、本来親族の方がマトモであれば掛からないお金なのです。

更に怖いことが発覚。
今、動いてもらっている司法書士……えーと、三星さんの件ですね。そっちの方の仕事の手数料はこっちで払わなければならないようで。
ちょ!
不動産屋が雇った訳ではなく、私が雇ったことになってて、更に支払いはこっちなのか!
それならそうと早く言え! 神無城不動産!wwww

ややこしい物件、しかも上物付き、アンド故人母についてる司法書士須々木さんが能なし。
この辺りで切れてもいいはずなんですけど、我慢します。
結局、誰かが掃除しないとどうにもならないんですから。その掃除役が私なんでしょう、きっと。
ていうか、今まで単にめんどくせえから放っていた感がぷんぷんします。

手放しで万歳と言える日が来るのかどうかは疑問ですが、出来ればこれ以上の掃除費用が掛かりませんように……(汗)
それと向こうの能なし司法書士がかなりクズらしい気配がするので、出来ますれば三星さんや戸梶さんにあまり迷惑が掛かりませんように……。

2010/02/24

ある日、相続が発生した。82

あれ。おかしいですね。
しばらく更新はないと思いますとか言った舌の根も乾かぬうちに、更新デスヨ。
はい、あれから超展開というか、速達が舞い込みまして。

着ました。書類の束がwwww

問題の土地をようやく測量出来たそうです。
で、隣接者との話し合いも終了して、あとは私の署名押印、印鑑証明を送るだけになってるぽいです。
あと、測量したら実はもうちょっと広かった的なことがあったらしいので、それの申請もしなくてはならないそうです。
速達で送り返すようになってるので、けっこう急ぎらしい……のですが、残念ながら印鑑証明を取るには役所に行かねばならず、平日でなければ無理……なので、とりあえず書類に目を通して印鑑だけ押しておこうかと思っています。

しかしまあ。
仕事が速い。感想はこの一言に尽きます。
今年中は無理かと思ってただけに、ちょっとびっくりしました。
もしかしてあの司法書士の先生は思ってた以上に切れ者だったのかも知れません。
いや、まだでも上物の話があるから、今からも大変なのかな。
上物の居住権がどーとかの話と引き替えでみたいなことになってたし。

分筆の作業が着々と進み、周りも協力的だったのはきっと『ゴミ屋敷』のせいww
みんな迷惑千万この上ないって状態だったんでしょうね。
ここが片付くのなら、と喜んで協力してくれたに違いありません。


そんな感じでとりあえずの速報でした。

2010/02/23

ある日、相続が発生した。81

先日の依頼結果と財産目録が送られてきました。
どうやら被相続人、平井洋司さんの父方の方に財産は残っていなかったようです。
ほっとしたのと同時に、ちょっとイヤーンな気分になりました。
墓が建ってるあそこの土地は、じゃあ誰のなのだ……?(汗)
何かまた面倒なことにならなきゃいいけどー。

とりあえず隠れた財産はなかった、ということでほっとはしました。
本当は最初にこれをやらなきゃならなかったのに誰もやっておらず、あまつさえなんで私が金を払わないとならないのかとか思うんですけど、まあ仕方ないですね。いいです、子供の財産から経費として差し引きますから。なんかそれも腹立つんですけどね。
そもそも向こうの親族がマトモであれば、この手間は省けたはずなのにとか思いますが、今さら言っても仕方ないというか、DQNなので諦めているというか。
誰かが掃除役を務めなければならないと判っているんですが、何か釈然としないものがあるっていうか。
これもまあ自業自得である、と言われれば返す言葉もないので黙っていましたが、色々と思うことはあります。ええ、淡々と書いてますけど、色々と思うことはあるんですよw 書かないだけでwww
どうせうちの親族だってマトモではないわけで、そういう事態が発生したらめんどくせえ事になるんだろうなとか、色々と……思うことはあるんです、ええ、はい。

そんな感じでだらだらと経過報告を書いてみました。
次にコンタクトがあるのがいつかは判らないのと、超展開するかどうかも判らないのと、いつ片付くのかの目処がまったくつかないので……このしりぃず化してる相続の話の次はいつになるか判りません。
でもまあ、片が付くまでは書いてみようかと思います。

2010/02/22

ある日、相続が発生した。80

司法書士の戸梶さんから手紙が届きました。
前回、不明になっていた銀行の照会結果が出たようです。
とはいうものの。郵貯にはなく、信金には3桁の残高でしたので、手数料の方が高くつくという笑えない話になりました(汗)
ま、でも、ないことが判っただけましでしょうかね~。
だとすると給料はどうやって貰っていたのかという疑問が残るのですが、ひょっとしたら手取りだったのかも知れませんね。
(さすがに都銀とかまで調べると、マジでキリがないので……)
どこに勤めていたのかさえ判れば振込先も判るんでしょうけども、そこのところも謎なので、手の出しようがありません。
もし社会保険などに入ってたのなら、手続きすれば葬儀代は出るはずなんだけどなあ……。
平井汀子さんは何もしなかったんでしょうかねえ。

でもって司法書士の三星さんに連絡。まずはありがとうございましたのお礼をして。
んで、財産がどれだけあるかを徹底的に調べたいので、申し訳ありませんが、故人の父方の田舎に土地などが残っていないか確かめてくれ、と頼んでおきました。
だって後から出てこられたら迷惑じゃないですか!(汗)
今回はたまたま、Q県の区役所が子供宛に請求書を送ったから発覚しましたけど、他がどうなってるのかはさっぱりなんですよ~。



……出来ればなかったらいいなあ(汗)

2010/02/21

ある日、相続が発生した。79

この間のニュー司法書士……のままでは判りづらいので、仮名を付けましょう。司法書士の戸梶(仮名)さんから手紙が届きました。
被相続人の口座、6行分の内容です。
残金はほぼゼロに近かったようですね。

はい、ここで笑い話が一つ。
本人確認のためにうちに電話してきたのはゆうちょ銀行だけでした。
どんだけー(笑)
さすがにそれはないだろう(笑)
一度は確認するようにした方が、銀行的には安全だと思うんですけどねぇ……。

2010/02/20

ある日、相続が発生した。78

相続の金融関係の照会をお願いしていたのですが、その関係書類が届きました。
同じ司法書士法人の違う司法書士さんからです。
まあ、あの法人なら大丈夫でしょう。
ていうか、こないだ送りつけた書類を見てる人たちだけに、私をなめてかかってくることはなさそうです(笑)

それはともかく。
今回送られてきたのは委任状でした。
つまり各金融機関で照会するためには、本来は私が行く必要があるのですが、その作業を司法書士に一任する、という書類です。
実印押しまくりwwwww
そうです。フツーはここから相続の手続きが始まるのです。

6枚の委任状に6通の印鑑証明&戸籍謄本取得のための委任状。
計7通ですか。それに住所氏名を書き込んで押印押印押印。
子供が未成年のため、私の印鑑証明で済むのが救いといえば救いでしょうか。
本来は相続人全ての実印と印鑑証明が必要になります。
例えば子供が全員成人の場合は、6×3の署名押印が必要な訳ですね。
これがまた、金融機関だけの話だからなあ~。
どこに貯金などがあるかさっぱり判らないので、こういうことになってるんですけどね。

しかし廂銀行を除き、他に6も調査しないとならん金融機関があるんだろうか……。
都会ならともかく、Q県なんですけど(汗)
私が思いつくのは、地銀2行、郵便貯金、JAくらいなんですけどー(泣)
給与振り込みの口座が発見されていないので、地銀のどちらかには確実にありそうなんですけど、その他のところを給与振り込みに使う会社って少ないような気がががががが。
まあ、調べてみないと判りませんけども。

今のところはそんな感じで進んでいます。
土地に関しての連絡はありませんが、便りがないのは良い便り、ということでゆっくり待とうと思います。

2010/02/19

ある日、相続が発生した。77

さて。
約束の10時、三星さんとは無事にお会いすることが出来ました。

まず最初、実際の物件の写真を拝見しました。
ごみ、と呼ばれていた理由がはっきり判りました。


私「うわっ、きたねー!!!!!!! 数年前より酷くなってる!!」

三星さん「ええ、それでご近所の方々も非常に迷惑しているらしいんです。異臭が漂っていて」

私「そっ、そこまで!?」

三星さん「はい……実は隣に建っているのが中山さんのアパートなのですが、先月も退去者が出たらしく……」

私「そりゃ、んなとこ住みたくないでしょうしねえ」
(セリフはフィーリングと記憶のみに頼って書いてますので、意訳であると思ってください)


でもって、中山さんは分筆にOKを出したそうです。
その理由は、実は別の土地の関係で揉めていて、平井汀子さんと土地を交換するとかどうとかいう話になっていたらしいのですが、とにかく優柔不断で決断力がないため、最終的には三星さんの提案に乗ったそうです。

さあ、ここで私が依頼した案件の物件を分筆すべきなのかどうかの説明なのですが。
三星さん曰く、中山さんはとにかく自分の土地が欲しいタイプの方のようです。
最終的にOKを出したのは、争う相手が汀子さんでなく、子供たちになったかららしいです。
実は中山さんの脳内でも、共有者は汀子さんってことになってたらしいんですねー。
ところが蓋を開けると登記が変更されていた、という訳です。

……つーか、他人名義にする理由がどこにある?
最終的には息子のものになるのだから、と汀子さんは説明したらしいですが、それでは理屈が通りません。

だって脱税目的だって言われたら?
所有権を分散させることで、固定資産税を減らす目的だったとしたら?

ま、これは私の邪推かもですけどね。

んで、話を戻します。
三星さんは分筆することによって発生するリスクを説明してくれました。
まずは、交渉の窓口が1つになること。
つまりこれまでは私側としては、汀子さんと中山さんという窓口があったわけですが、今後は汀子さんに絞られる、ということです。
ですがこれは、どっちにしたって中山さんに決断力の欠片もないのですから、窓口を残しておく意味がありません。
んで、分筆の代金は20万。

さらに次のリスク。
分筆した後、所有権を交換します。
分筆というのは土地を分けるだけで、分筆した2つの土地が共有、ということになってしまうんですね。
その持分、つまり中山さんが持ってる「ゴミアパート分の土地」と、子供の所有する「中山さんのアパート側の土地」を交換しましょうね、ということです。
この交換代が20万。

でもって次。
交換の手続きには料金が発生します。それが15~20万。
つまり60万の手続き費用がかかるわけです。
もちろんそれは中山さんと子供とで半分ずつ持つ、ということになるんですけどね。

中山さんはこれで自分のアパートを好きに出来るわけです。
全部が自分の所有になりますからね。
そしてこちらには上物のリスクが残される。
でも分割しても上物はあるわけで、リスクが完全になくなるって方法はないんです。

現在の固定資産課税台帳登録事項証明書によると、土地価格はおよそ数千万です。
ところが上物があると話は別なのです。
登記はされていないものの、このごみ屋敷は汀子さんの所有ということになっているらしいんです。しかも住人が一人います。
例えばここを売るので退去をしてくれ、ということになると、何故かごみ屋敷の持ち主汀子さんと土地売買の金を折半、その上退去者には次の住居の敷金礼金などを支払わなければならず、更にごみ屋敷を潰す銭もかかるんです。
そうなると、子供の手取りが数百万になっちゃうんですねー。
思わず「はあ!?」とか言ってしまいましたが、そうなってしまうんだそーです。

何か話が変、とか思いつつも更に話は続きます。

実は今現在、中山さんは別のところにも汀子さんとの共有所有……というか、未だに相続分割協議が成立していない土地を抱えています。
そこと、共有部分を交換しないかという話で進んでいたらしいのです。
ところが。

実は汀子さんはもう、土地に執着はないらしく。
ただ、汀子さん曰く、孫に愛情を感じてどーとかでうんぬんらしいんですけどー。
はい、ここでボンク……もといw 司法書士須々木さんの登場です。
実は三星さんは須々木さんに会いに行ったそうです。
元々は別の職場……オフレコって言われたんですけど、どうせ仮名だからいいよね?wwwww
須々木さんは元銀行員で、最近になって司法書士になったみたいです。
そこでまず、吹きました。

ちょ、おま、元銀行員なら、まずいって判るだろwwwwwwwwwwwwwwww

私「は? え、銀行の方なら、銀行法はわかりますよね?」

三星さん「そのはず、なんですけども……」

私「だったらあの反応は変だと思うんですけど」

三星さん「いえ、確かにそうなんですけど」

私「横領ですよね?」

三星さん「ええまあ、そうなんですけど、でも聞いてください(段々早口にさらに口調が強くなってくw)。あの方は、悪気があるとかそういう訳でなくて、ええと何というか、正直というか、あの、決して裏があるわけではなく!」


なーるほど(笑)
私はここで理解しました。
つまり、そういうことにしておいて欲しい、という意味です。


三星さん「私たち司法書士は、喧嘩をするのが仕事ではなく、お互いに平和的に話をまとめるのが仕事なので」

私「つまり、そういうことにして欲しい、と」

三星さん「えーと、まあ、そうです」

私「判りました(笑) つまり、正直すぎてうっかりしてしまったってことですね?(笑)」

三星さん「はいっ」

私「貸しにしておきます(笑)」


そういうことで話が進みます。
中山さんと汀子さんが未だに争っている土地は、強制執行が出来る段階(つまり土地を売り、その売却金を折半する)に入っているそうなんですねー。
でもって汀子さん的には土地には執着はない。
もしも強制執行が出来て、売値を折半で手に出来るのなら、あのアパートをロハで出て行ってもいいみたいな話に進めたいらしく。

つまり横領で訴えない代わりに、その方向に持っていきたいということですね。
でもって須々木さんをつるし上げないってことにして欲しいってわけですね。


私「いえ、あの汀子さんもお年を召してらっしゃいますし、入院までされている(須々木さんがそう言ってたらしい)という話ですし、うちの方としては、これ以上土地が欲しいとはさらさら思っていませんので、どうぞ汀子さんの良いようになさってください(にっこり)」

三星さん「そうですよね、汀子さんとしては土地に執着はないようですし。実は中山さんの方が土地に執着を持っていらして、不動産、という形のままで置いておきたいという願望があるらしいんです」

私「ええ。でも生活費とか色々と掛かるんでしょう? 私としては強制執行をお勧めします。それで汀子さんの生活が楽になるのなら、是非そうしてくださいとお伝えください(にっこり)」

三星さん「はい、須々木さんもそういうお考えのようですので」

私「ええ、ここは平和的にいきましょう(超にっこり)」


私は悪党ですので、貸しを作った方が得だと判断しました。

辻褄が合わない点は多いです。
入院してるってどこに? 何の病気? それすら判らないっていうのは変だと思います。
なのに数日に一度、須々木さんのところに一方的に電話があるそうです。
確かにそれも困るわな(笑) だってあそこには住んでないもん。
推測ですけど。あくまでも推測ですけどね?www

で、私は廂銀行とのやり取りの中で、不思議な住所を見つけたと報告しました。
通帳の中の1つに見覚えのない住所の記載があったのです。
ちなみにQ県立病院のすぐ南に建っているアパートみたいなんです。
早速、三星さんはメモを取られてましたので、真相が分かれば報告してもらえるでしょう。

でもってついでと言ってはなんですが、遺産相続の処理をお願いしたい、と三星さんに直接申し出ました。
財産目録も出来ていない状況ですし、正直困っているんです、と。
そして廂銀行の通帳には、給与振り込みの形跡がないのだと。
そうしたらすぐに受けていただきまして。
でもって手数料10万の格安(笑)
その訳は私が色々と書類を既に持っていることとか仰ってましたが、恐らく並行して進める方が楽だからかもというか、貸しを作ったままだと気持ち悪いからでしょうか?(笑)

19時まで時間を空けている、という話だったので、19時の飛行機でお帰りになるのか、と訊いたら。

三星さん「いえっ! 午前中にお話出来ましたので、午後には戻ります!」

なんという忙しさ。さすがはプロ。
とりあえず手みやげを無理やり押しつけ、今後ともよろしくお願いします、ということで別れました。

今のところはそんな感じというか、要するに三星さんとしては、何としても須々木さんのイメージを変えたいというか、そうでないと困るっていうか、お願いします的なものが漂ってましたので、そういうことだと受け止めました。
ただ、強制執行とは言うものの、協議以前の土地は周辺とも揉めているそうで、分筆が上手くいくかどうかはまだ判らないそうです。
で、一年くらいかかるらしく。
んーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(笑)
……出来れば長女の入学には間に合って欲しい、というのが正直なところですが、こればっかりは自分の力ではどーにもなりませんしね。
ただ、揉めてる土地が上手く回るようになれば、綺麗に片付く案件だと思いました。
どこかで誰かが掃除しなければならないのなら、仕方ない話かもですよね。

2010/02/18

ある日、相続が発生した。76

司法書士の三星さんから電話がありました。
共有者の中山さんが土地分筆をOKしたそうです。
それから来週の11日に三星さんがJ県に来るらしいので、会う約束をしました。
丸一日、空けてくれているようです。

で、例のボンクラ司法書士にも会ったそうです。
電話代が掛かるからか、手短に話をしただけなので具体的な内容は聞けませんでしたが、そっちの話も何かありそうです。

更に、役所から着た軽自動車に関する書類をようやく返送しました。
指示されている通りには書かず、あくまでも事実を書いて送りつけました。
だってねえ……。公文書偽造はちょっとねー……。

今のところはそんな感じでちくちくと進行中っす。

ある日、相続が発生した。75

今度こそは迷わずに行くのだ! と、かたく心に誓ったはずなのに……。
別の出口から出て、やっぱり迷う私。
とにかく○銀とかデパートを目指せばいいのだ!

……目立つ建物だけに、どーにかなりました。

でもって前回の廂銀行のJ支店を訪ねました。
前回と同じ女性がまたもや応接室で応対してくださいました。
んでまあ、戸籍謄本と附票を揃えてお渡ししました。

そこでもののついでというか、興味があったので色んな書類を見せて「これらの書類は本人確認に有効ですか?」という質問を投げてみました。

持参したのは以下の書類。
・家裁からの特別代理人選任についての書類。
(ただし、これには長女の名前などはないです。長女の分は私が代理人だからです)
・固定資産税の納付書
・登記簿の写し
・除籍謄本

必要なのは、本人の住所氏名生年月日が確認出来る書類です。
ですが、試しに持参したものは、どれかが必ず欠けているんですね。
だから合わせ技なら使えますが、有効期限を考えるとあまり現実的ではないようです。
(有効期限は6ヶ月です)
つまり、戸籍謄本と附票を持っていくのが一番早く、それに合わせて私の身分証明が出来る顔写真のついた……まあ、つまり免許証があれば問題ないわけですね。

そんな感じで雑談を交えながら美人(ここポイント)のおねーさんとやり取りしてきました。
どうやらJ支店の殆どの行員が、Q県から転勤してきているようです。お姉さんもQ県から来た、と言ってました。

おかげさまで無事に口座は開設出来ました。
お礼の電話をQ県の本店に掛けたのですが、クソ忙しさのせいか、ご本人は不在だったので「ありがとうございました」と伝言をお願いしておきました。
……あの慌ただしさでは伝わっていないに1000点www

2010/02/16

ある日、相続が発生した。74

法定代理人であり親権者であるということで、子供の口座を開設することにしました。
ただし、それには書類がいるんです。
なので、とりあえず区役所に行ってきました。

で、まあ。指定された戸籍謄本をとりまして。
そこから三人分の印鑑を作るべく、東急ハンズに行きました。
なぜわざわざ認め印を作るのか、ですか?
それぞれ違う色のものでないと、私が混乱するからです!(笑)
もちろん書体も全部違うのにしてもらいました。

待つこと一時間半。
認め印が出来たので、早速廂銀行のJ支店に向かいます。
えーと、まずはあの線に乗って、でもってあそこで降りて……

電車を降りて階段を上がった時。


ここはどこーーーーーーーーーーー!!


みたいなことが発生しました。
相変わらず迷子が得意です。
(私にはよくある出来ごとです。珍しいことではありません)

仕方ないので手近にいた警備員さんに聞きました。

「すみませーん。○銀ってどこですか?」←全く別の銀行の場所を訊いたのは近いからw

「そこの横断歩道を渡って……」

親切に教えて頂き、ありがとうございます。
でもって○銀を見上げて「おおー、これが○銀なのかー」とか、まるで観光客のように感心しながら進み、問題のビルに到着。
……あれ。廂銀行が入ってるはずなのに名前がない……。

ビルの受付の人に訊くと、そんな銀行は知らないなあ、と言われ……。
仕方ないので、別の銀行名で訊くと。

「ああ! それならこのビルの真裏ですよ!」

……なるほど。つまり廂銀行って認知度低いのね……(笑)
まあ、看板も出てないしね(笑)

そんな訳で無事に廂銀行J支店にたどり着きました。
でも銀行のはずなのに異様な雰囲気です。
どうも事務所っぽい感じ?
そんでもって、女の方が出てこられて、案内されたのが。


『応接室』


なんでやねん!(笑)
窓口がないんかい!
しかもお茶まで出されたよ! おぃぉぃぉぃ!

で、女性の方は電話があったので、話は判ってたようで。
だから出したんですよ、戸籍謄本と自分の免許証。
それで通るって話だったから。

ところが。
戸籍謄本だけでは本人たちの現住所が記載されていないため、ちょっと難しい、と。
健康保険証はないですか、と言われ、別なんですと返事して……。
しまった、こんなことならありったけの資料を持ってくれば……!!!!

ちょっと待ってください、と言って女性の方が部屋を出て行かれた後、今度は男の人を引きつれて戻っていらっしゃいました。
そこで、必要な書類についての説明を受けました。
どうやら戸籍謄本と附票が必要らしく。
なーるほどね。確かに口座開設者の現住所の確認が出来ないと無理だわな。
法律に則るとそうなるんです。

二人がかりで説明されまして、私はなるほどそうですね、とあっさり納得。
本人確認はかなり厳しくなっているようです。
詐欺とか色々あるせいでしょうねぇ……。

そんな訳でお2人にはお時間を取らせて申し訳ありません、と。
とりあえず口座開設のために記載すべき書類を先に頂き、次回には附票を揃えて参ります、と告げて去りました。

……どーでもいいけど、副支店長まで出てくるってのはどうなのかな……(笑)

んで、全速力で区役所に戻ったのですが、残念ながらとんぼ返りしても銀行の営業時間には間に合いそうにありませんでした。
とりあえず附票をとって家に戻った後。
Q県の廂銀行の件でお世話になった人から電話がありました。
すみませんごめんなさいと謝られ。
いや、謝っていただく必要はありませんよ、と私はさらっと返しました。
そう、ここはJ県。Q県ではないのです。
フツーはQ県のルールは通用しません。
こっちの支店のやり方の方が正しいのです。

電話の後、必要事項を書類に書き、捺印し、でもって面白そうなので子供の現住所が確認出来るぽい書類を幾つかファイルに入れてみました。

特別代理人選任の書類とか。
税金の支払い用の紙切れとか。
これまで取得した書類をてけとーに入れたファイルを持って、また廂銀行に行ってきます。


……今度は迷いませんように(汗)

2010/02/13

ある日、相続が発生した。73

えーと、ここから午後の分ですね~。

神無城不動産屋担当氏からは夕方に電話があるということだったので、その前に出来ることをしましょうのコーナー。
子供の口座を開設するためには、どうすればいいのかと、例の廂銀行のお客様相談室の、お世話になった方に直接電話しました。
何度かのやり取りの末、J県の支店でも通帳が作れることが判明。
そのためには戸籍謄本や免許証などが必要となりますが、そのくらいは全然OK。
支店にも連絡を入れておきます、と言われたので、お願いしますと言って電話終了。

んで、夕方に神無城不動産屋から電話がありました。
まずは資料を今読みました、という報告を聞きまして、そんでもって現状の説明をして頂きました。
とは言え、今の段階では神無城不動産が出来ることはないんですねー(汗)
売却可能な状態に持っていかないと、どーにもならんのです。
まあそのために色々やってるわけですけど……。

ただやっぱり姉弟の確執がうんぬんと言われました。
つーかそれ関係ないと思うんだけど……とは思いつつも、神無城不動産の場合は中山さんも顧客なので悪く言う訳にはいかないんですね(笑)
なのでまあ、あとは三星さんに任せるしかないかと。

でもって平井汀子さんについては、もうどうにも話にならない状態なので、代理人を立てて、そちらと法的に話を進めていくということで、三星さんと話をしているようです。
なーるほど。その手があるのか。
ていうか、そのカードを今まで切ってなかった中山さんってどうなの……?(汗)

しかし例のボンクラ司法書士が、私が関わる案件には出来れば関わりたくないと申されてるそーでwwww
相当懲りてるみたいですねー。

でも私はごく普通の対応をしたまでで、攻撃をしたつもりはないんですけどー(笑)

まあ、フルボッコにはしましたけど。
あれはされる方が悪いと思う……。

だからまあ、ボンクラ司法書士が代理人を引き受けることはまずないだろう、ということでした。
ていうか、あの人、確か全く別件で雇われているはずなんですけどー。
それと代理人が重複出来るのかどうかは判らないっすねー。

とりあえず現状はそんな感じです。

ある日、相続が発生した。72

司法書士、三星さんからメールが届きました。
内容は以下。

『資料を受け取り内容を検討した。
神無城不動産の担当氏にも確認してもらった。

中山次郎さんと話し合いを進めているが、中山さんが弁護士に相談しつつも完全に委任していないため、護護士を窓口にすることも出来ず膠着状態となっている。
中山さんは今回の交渉に期待しているらしいのだが、自分が不利益を被らないように交渉しようとするあまりに、弁護士や周りのアドバイスに耳を傾けることが出来ないようだ。

中山さんには月末までに方向性を出して欲しいと伝えている。
また進展があったら連絡する』(意訳)

ちょっと引っかかったので、直に電話してみました。
その結果、判ったことが幾つか。

まず中山さんが周りの人間を全く信用していない件について。
……どーも、色んな人に相談しまくってる割に、どの意見を信じればいいのか決められないっぽい。
というか、弁護士に任せてるんだと思ったら、違ったみたいです。
んで、どうしたいのか決められないって言ってるらしいっす。

ちょ、おまwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

誰も信用出来ないなら、自分の裁量で決めれば宜しい。
なぜ、信用出来ないのに人に相談するのだ。

どうせ信用出来ないのなら、自分で全て決めろ。

……と、私は思うのですが、どうもそうはいかないらしく。
じゃあ、もう窓口にはなりませんって三星さんが言うと「それは困る」って渋る。
んでも結論は出せない。の割に、話し合いをすると3時間くらい時間を取られる。
どうやらじじいの茶飲み話に付き合わされてる感があるらしく、三星さんも神無城不動産担当氏も困ってるらしいっす。

よく似た姉弟ですことwwwwww

で、今回の土地売買の件には期待してるらしいんだけど、その先を見越してどーなのかとうじうじしてるらしくて、何かもう、思わず三星さんに向かって「そりゃどーしよーもない人っすねー」とか感想を言ってしまいました。
三星さんの見解としては、月末までに中山さんが結論を出せないようなら、裁判やるしかないのではないかと。
まあ、それはそれで私は全面的に三星さんにお任せしますけど……裁判となると弁護士が必要になり、その分の費用がかかる訳なんですよ。
なので、出来たら状態が進むように努力したいとのことでした。

ていうか、今回の売買には、平井汀子さんは関係ないんですけど……(笑)

その私の意見は、神無城不動産担当氏と全く同じだったそうです。
そりゃそーだ。だって中山さんと汀子さんが揉めてるのは自分たちの父親からの相続についてで、しかも別件の土地の話だし。

んでもって中山さんの主張は、中山さんと汀子さんの父親の相続の時に自分が相続税を払ったと。
でも考えてみてください。
相続税は協議分割する以前に払うんですよ。

だってトータルの額が判らなければ、相続税が発生するかどうかも判らないでしょう? 

支払いをした後、残りを分けるのが普通じゃありませんか?
なのにどうして自分が払ったということになっているんでしょうか。
それとも相続財産が全て土地などの物件で、金はなかったということでしょうか?
何か変なんだよねー……。

ともかく、中山さんは愚痴を聞いてくれて、自分に優しく接してくれる存在は欲しいようです。
んでもって、自分の肩を持ってくれる存在、が欲しいんですかね?
三星さんはうんざりしてましたけどww

んで、そういった状況を聞いた上で、今度は神無城不動産担当氏に電話しました。
今は忙しいらしく、夕方また電話します、と約束しました。


今のところの状況はこんな感じです。

2010/02/12

ある日、相続が発生した。71

よし、資料作成終了!
司法書士の三星さんに資料と説明文を無事に送付出来ました。
もっと時間が掛かると覚悟していたのですが……。
無事に送付出来てほっとしています。

ちなみにカードは揃っていたのでここぞとばかりに切りました。
あのオカシイ司法書士が平井汀子さんにまだついているようですし、中山次郎さんは汀子さんと遺産分割協議の段階で揉め続けて20年らしいので、丁度良い刺激になってそっちも解決すればいいなと思います。

ふー。とりあえず一段落。
中山さんの返答があったら報告が入る予定になってます。

ちなみに今回、SNSの日記が役に立ちました。
やっぱり記録しておいて良かったみたい。
日付がばっちり判るので楽でした。

2010/02/11

ある日、相続が発生した。70

よっしゃああああああああああああああああああああああああ!!!

……と、まず雄叫びをあげてみます。
以下に今の状況を書きます。


まず、三星さんからメールの返事が届きました。
了解です、だそうです。

そして私は考えてみました。
提案された4つのうち、多くが出来るだけハッピーになる方法はないかと。
ですが、さすがは素人。判りません(爆)

そこで神無城不動産の担当者に電話しました。
電話の内容は以下。

○実は中山次郎さんから、神無城不動産屋に別の案件が来ていた。
○そこに丁度、私からの依頼がきた。
○じゃあ一緒に売る方向で考えた方がいいだろうと、三星さんと不動産屋担当者氏の意見が一致。
○中山さんは平井汀子さんが支払うべき相続税をずっと払ってきたという経緯がある。
○中山さんは今回の件で、出来ればこちら(つまり私ですね)と協力して売却したいと話されているらしい。
○中山さんが何らかの結論を出した後、三星さんと神無城不動産担当氏と話し合いをする模様。

私からは横領の件や、汀子さんについているヘタレ司法書士がどんなヤツかを説明しました。
私が送った書類は自分も見ていいか、と担当氏から言われましたのでもちろんどうぞ、と許可を出しました。
そして出来れば中山さんが損をすることのないように配慮してもらいたい、とお伝えしました。
資料を近日中には送付出来るようにします、とお約束して電話を切りました。

神無城不動産屋さんの意向は出来るだけ早く売れるように手配したいとのこと。



よし!
進んでる!
進んでるよ!
頑張れ、私!!!!!!!!!!!!!!!

2010/02/10

ある日、相続が発生した。69

司法書士の三星さんからメールがありました。
内容を以下に意訳します。

『J県に行く予定が立たないので会うのが難しい状況になった。
ちとせ様が不動産屋に売却を希望した土地は登記簿上では中山次郎さん、長女、次女、長男の四人が共有している。
現状は中山さんが左半分の土地にアパートを建てており、右半分に平井汀子さんの所有の古いアパートがあり、汀子さんがその一室に居住している。

今回の土地の売買の方法は以下の4通り。

1.中山さんと一緒に建物ごと第三者に土地を売却し、売却代金を中山さん、建物所有者である平井汀子さん、長女、次女、長男で分ける。

2.中山さんに土地持分を買い取ってもらう。

3.建物の所有者である平井汀子さんに土地を買い取って貰う。

4.平井汀子さんと交渉し、アパート部分の立ち退きを求めた後、売却する。
またはアパートごと土地を売却し、売却代金を中山さんと分ける。

いずれの方法をとるにせよ、中山さんと平井汀子さんの同意を必要とします。
問題は中山次郎さんと平井汀子さんは姉弟の関係であり、中山さんは市内の弁護士に、平井汀子さんは市内の司法書士に依頼し、両氏の間で遺産分割協議の争いはもう何年も続いていて、未だに解決出来る糸口を見出せていない。

中山さんもちとせ様との間で話し合いをする用意はあるが、平井汀子さんとの間の遺産分割協議の兼ね合いや、費用の負担等で、話し合いはしているがすぐに結論は出せない。

上記の通りなのでちとせ様の判断を待ちたいと思う。』 (意訳)


このメールを見た時の私の感想。

「やっぱりこの司法書士さんは真っ当なんだっ!!!!!!(感動)」

……いえね。Q県にはDQNの役人や司法書士しかいないと思ってたんでびっくりです。
で、汀子さんについてる司法書士ってのは、アレですねwwwwww
あのいかれたヤツwwwwwwwwwwwww


そして私が出した返事がこちら。

『三星先生

いつもお世話になっております。
メールをありがとうございました。
こちらがJ県に暮らしているため、お手数を掛けて申し訳ありません。

土地の件については、説明が大変に長くなるため、改めて書類で内容をお送りさせて頂きたいと思うのですが、構いませんでしょうか?

その際に平井汀子さんが長女、次女、長男が相続すべき財産を横領したと思われる件についてご説明させて頂きます。
並びに特別代理人の決定の書類が正式に家裁から送られて参りましたので、その書類もコピーして同封いたします。

お手数をお掛けして恐縮ですが、この内容で宜しいでしょうか?
お返事をお待ちしております。』


こんな感じでーす。
よーするに中山さんに有利な情報を提供するよ、ということです。
立件する覚悟ももちろんございます、と。


……あー、こないだの役所の書類が来て、ほんっっと良かった(笑)
でないとバイクも横領されてたこと、わかんなかったもんね♪

2010/02/09

ある日、相続が発生した。68

そんな訳で。
Q県某区役所から手紙が届きました。
1枚目は税金の支払い用のもの。
2枚目が書類の記入見本。
3枚目が書類の清書用。

税金は払うのは問題ないというか、払わないとまずいですよね。
借金とかも全て相続になりますので。
なので、これはOKなんですけど……。

問題は見本。
これはちょっとないんじゃないかー?


所有者の欄には洋司さんと、相続人長女という具合に名前が記されています。
ちょ、待って。
これは書けません。だって印鑑まで必要なのに、私が書いたらまずいでしょう。
長女名義、しかも未成年なんですが、これはどうなんですか?
代理人としてなら記述可能ですが、相続人の代筆は出来ません。
ていうか変なところは、これだけじゃないんですよ……。

一応、記載例ですと断り書きはしてあるんですけど……。
備考欄に、現在そのバイクがどうなっているのかを書かなければならないんです。
その見本が凄い。

『当バイクは平成19年12月頃にスクラップ業者に出し、現在はありません。
またその時、ナンバープレートは保存していたが、現在見当たらず、見つかり次第すぐ返します』

待ってくれええええええええええええええええええええええええええええ!

これって公文書偽造になるじゃないかああああ!
っていうか、電話で説明したこと、なーんも聞いてなかったのかよぉぉおお!


さすがQ県クオリティ。
どうやらこっちが法律の説明をしてやらなければならないようです。
ていうか、どうなんですか、これ。そう書けって書いてくる方も変ですよね。

バイクがあったことすら知らなかった。
今現在どこにあるかは判らない。
税金の支払いはする。

って、ちゃんと説明したんですよー!?
なのにこれですから……。

判りました、要するに相続がマトモに出来ておらず、次から次に何か出てきているということを書けばいいんですね!?
しかも相続の話を手紙に書いて送った時、例のオカシイ司法書士が書いて寄越したのは、たった2通の通帳の話だけ。それ以外には全く書いてなかったんですよ!?
そのことを1から説明しろってか!!!!!!



ちょっと呆れました。役所としてどうかしてると思います。
幾らなんでもこれはないよ……(泣)

2010/02/08

ある日、相続が発生した。67

Q県の某区役所から電話がきました。
どうやら50ccのバイクが被相続人、平井洋司さんのものとして遺ってるコトになってるらしいんですね。
で、長女が相続人、ということで固定資産税などは処理し、税金関係の書類の送付は私宛になってた訳です。
んで、一回分の税金の支払いが残っている、と。
だからどうしましょーか、と訊ねられました。

もしかしてと思って、訊いてみました。
それは軽自動車税ですか、と。
するとそうなりますね、と言われたので、少し待ってもらって銀行の資料を漁ってみました。
そう、前に書いた、廂銀行とのやり取りでもらった資料にあった「ケイジドウシャ」の謎です。
金額を確かめると、それは50ccバイクです、との返答をもらいました。

バイクは長女が遺産としてもらってはいないか、と訊かれたので「そもそも娘は免許が取れる年齢ではありません」と答えました。
結局、税金の残りを払うことにして、ついでに廃車の手続きに必要な書類を送ってもらうことでケリがつきました。
ナンバー等は役所で判るので記載しておきます、と言われました。で、ナンバープレートは紛失したということで一筆頂きたい、と。

もちろん、いいですともw
もし、今、誰かが勝手に乗ってたら後々えらいコトになりそうですが、そんなことは知ったことではありません。
勝手に処分していたならそれはそれ。どっちにしろ処分するしかないんですから、OKです。

しかしまあ、これでケイジドウシャの謎が解けました。
解けたのはいいんですが、これってどうなんだろう……。
まさか汀子さんが乗ってるとは思えないし、一体どうしたんだか。

2010/02/07

ある日、相続が発生した。66

三星さんがJ県に来る予定があるので、会うことになっていました。
でもまだ詳しい日程を知らなかったので、電話をして確認してみました。
最初に電話をした時には事務らしいお嬢さんが出て、今は席空きですということで伝言をお願いしました。

折り返し、三星さんから電話がありました。
実は今回のJ県行きの予定がまだはっきりせず、予定そのものがなくなる可能性もあるそうなんですね。
だからまあ、私と会う時間も確約出来なくてすみません、と。
でも一度お会いしたい、と。
ここから超展開します。

三星さん「一時間くらいでいいので、ご挨拶もかねて、図を用いて説明などしたいんですよ」

私「なるほど~」

三星さん「実はかなりややこしい話になっておりまして、義理のお母さんですよね。そのお母さんだけでなく、弟さんとかの話があったりですね」

私「ふむふむ」










三星さん「別の物件が出てきたりですね











私「(はい!?)」

三星さん「そういうややこしい話になっておりまして、ですのでお会いしてご説明させていただきたいと思ったのですが……」



……別の物件ってなに?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

私自身は売却についてはさほど急いでおりませぬ。
二年くらいで売れれば上等かな、と思ってます。
でも多分、急かされる前に事前に説明して挨拶した方がいいって判断なんでしょうね。真っ当な社会人だと思います。

事前に連絡すれば土日でもお会いできますか、という話だったので大丈夫ですよ、と返事をしておきました。

今から『別の物件』なるものの存在を知ることが楽しみです。

2010/02/06

ある日、相続が発生した。65

司法書士の三星さんより電話を頂きました。
月中辺りにJ県に来る用事があるので、その時に会って経過の説明をしたいとのことでした。
もちろんOKしました。
不動産売買とはいっても、上物があったり色々と難しいことになっているので、どうやって処理しているのかを説明してくれるつもりなんだと思います。

とりあえず少しずつですが前に進んでいるようなのでほっとしています。
……まあ、話を聞いて「えー!?」みたいなことがないとも限りませんが。

2010/02/05

ある日、相続が発生した。64

そしてさらに時が流れ。
……流れたんです。そういうことにしてくださいw

申立が受理され、成立した旨の書類が家庭裁判所から届きました。
これで特別代理人選任の手続きは全て終了し、謄本が来ましたので、銀行に凸できます。
とはいうものの、手がかりがないので思いつく銀行に片っ端からという話になりかねません。
それと最終的には直接に行く必要がありそうなので、その時に銀行に直接出向くという手もあります。……というかその方が効果的かも?(笑)

一ヶ月から一ヶ月半くらい掛かる、という話は聞いていたのですが、手続き開始から考えると確かにそのくらいは掛かってますねー。
そう考えるとこの手続きが必要な場合は、早めに済ませておく方がいいかも知れません。


今のところはそんな感じです。
他のことと言えば……そーだなー……。
ここのところ色んな方がお亡くなりになっていて、驚くと同時に、何やら言葉に出来ない感情に囚われてたりなんかします。

ご冥福をお祈りします。

2010/02/04

ある日、相続が発生した。63

でもって(なぜか)時が過ぎ……www



家庭裁判所から手紙が着ました。
申立をする時に切手が必要なのは、このせいなんですねー、きっと。
返信用の封筒の入った手紙は、照会書でした。
うちに私宛のものと友宛のものが届きましたので、親友のところにも届いているでしょう。
審議の参考にするため、色々と答えてね♪(意訳) というか、申立に関する確認書みたいなものです。

チェック項目にチェックし、書くところを書いてからポストに入れてきました。
特別代理人選任の申立を何でしたのかとか訊かれても……www
相続人が全員未成年だからー! としか言いようがないんですが、きっと他に事情がある人もいるんでしょうねー。


そんな感じでちくちくと状況は進んでいます。

2010/02/03

ある日、相続が発生した。62

今日は節分ですね。
東だか西だかを向いて海苔巻きを一気食いする風習がある……んでしたっけ?
恵方巻きの風習はない地方で生まれ育ったので、詳しいことはよく判らないのですが。
もったいなさ加減から考えると、豆をまくよりはマシのような気もしなくもありません。

そんな話は置いといて。

三星さんから手紙が届きました。
あ、三星さんというのは真っ当な司法書士さんの方です(笑) えーと、紛らわしいので、例のオカシイ人の方は、オカシイ人と記述するようにしますね。
それはまあ、おいといて。
簡単な挨拶のお手紙、そしてサインと捺印の必要な書類が入っていました。
どうやら今回の司法書士さんは、司法書士法人所属の方のようです。なーるほど。これは安心ですね。
司法書士法人となると、色々と規約もあり、こないだの頭のイカレた感じの司法書士のようなことは出来ないのです。
(いや、フツーは出来ないんだけどね。常識的に考えても(汗))

そんな訳で早速、書類を送り返しました。
どうやら話は進んでいるようで、測量などに関する書類も入ってました。
ふむう。便りがないのはよい便りってことなんでしょうかね。
神無城不動産さんも動いてくれているもようです。

それと家裁からは何の連絡もありませんので、どうやら書類は受理されたようです。
(今回だけは郵送だったんですよね~。親友よ、いつもありがとう)
この申立が受理され、特別代理人が決定すれば、万が一、私に何かあったとしても、信用できる方にお任せすることが可能となります。
実はそういう理由もあって、家裁に申立したんですよねー。何があるか判りませんし~。
私が万が一、何らかの事情で遺産の処理が出来なくなっても、これなら大丈夫。
……まあ、実際には裁決が下されるまでに一ヶ月半くらいかかる訳ですが。


今のところはそんな感じです。

2010/02/02

ある日、相続が発生した。61

記事化するほどのことでもないかとは思ったのですが、記録代わりに一応並べてみますね。


○家庭裁判所に提出予定の書類に不備があり、再提出を食らう。

提出をお願いした親友よ、ごめんよー(泣)
ちなみに不備があったのは、平井洋司さん(被相続人)の戸籍でした。
除籍謄本だけでなく、被相続人が生まれる前の日付からの戸籍が必要なのだそうです。
しっ、しまった、そういえばそうだ。
日本の戸籍は結婚すると親の戸籍から抜け、独立します。夫婦単位での籍になるのです。
ですので除籍謄本だけだと、結婚後の戸籍しか記載されていないんですねー。
うかつでした。しくしくしく。

○真っ当な司法書士から電話を貰う。

私が今回の物件の売買をお願いしている不動産屋、神無城不動産から紹介された三星さんから電話がありました。
何ともご丁寧な方で、印鑑が必要ですので書類をお送りいたしますとわざわざ電話で断っていらっしゃいました。
おおぅ……なんだか新鮮。
考えてみたら当たり前のことなのかも知れませんが、あの某DQN司法書士が、社会的にも一般的にもオカシイ対応しかしていなかったので、新鮮に思えて仕方ありません。
そうだよね。
世の中には真っ当に働いている司法書士もいるんだ!!(当たり前だけどw)

○銀行とのやり取り。

廂銀行とのやり取りは終了しました。
最後の電話で担当者の方は、大変お手数をお掛けしましたと丁寧に詫びていらっしゃいました。
むしろ窓口担当者も私と同様に支店の嘘に踊らされてしまったクチなのでしょうが、仕方ありませんね。それがお仕事ですから。

そして今回の件で恐らく廂銀行には、新たなマニュアルが出来たはずです。
これまでに類例のない問題だったらしいので。
これから同じようなことが起きた時は、少しでもスムーズに問題が解決されるでしょう。


以上。
それほど大した動きはありませんが、一応の記録でした。

2010/02/01

ある日、相続が発生した。60

相変わらず淡々と事務的なことをやってたりします。
銀行に書類送ったり、書類が来たり、役所から書類が来たり、法務局から書類が来たり。
家裁提出用の書類をまとめて送ったり。
……なんかこう書くと事務員みたいっすね(笑)

そういえば不動産関係の司法書士の方からご挨拶のお電話を頂きました。
改めて挨拶状を送ります、ということでした。
何て、てっ、丁寧な!(びっくり)
まずは挨拶から、という基本的なことをして頂いたのが初めてっていうこともあって、びっくりしました。普通のことのはずなんですけどね(笑)