2014/04/16

ある日、相続が発生した。131

そして数年経ち……。何度か桜の季節が過ぎ……。
え? それにしては日付がおかしい? キノセイデスヨww

そんな訳で、続きいってみたいと思います。



続き、ということは、事態が急変したということで。

ある朝の9時頃。
司法書士の三星先生からお電話がありました。
社会福祉士の……どういう名前にしますかね……。うーんと……渡瀬さんとかどうでしょう?w はい、決まり。

社会福祉士の渡瀬さんと名乗る方から連絡があり、平井汀子さんが亡くなったとのことでした。
以下、大体の会話の内容を書いてみます。

『生前は故人(平井汀子さん)のご意向で孫とも連絡をとっていなかったが、亡くなったということで連絡をとりたい。孫の連絡先を教えて欲しい(意訳)』

そんな感じで三星先生は渡瀬さんと仰る方から伝言をお願いされたようです。なるほど、と思って渡瀬さんという方に連絡してみましたが繋がりません。
仕方ないのでもっかい、三星先生に連絡。そうしたら代わりに連絡しますね、ということでした。
それとついでというか、早速裏を取ってくださっていて……渡瀬さんがQ県の社会福祉士の団体に所属している方だということを確認してくださってました。
相変わらず動きの速い方で助かります。

数分後、渡瀬さんと仰る方から電話がありまして。そこで色々聞いたのですが……。

まず、平井汀子さんの葬儀の話。
本来は孫である3人が行くものなのかも知れないけれども、代理という形で自分が行っても構わないということを仰ってくださり。

んー(汗) さすがに3人を行かせるのはリスクが高い(汗)

……と、瞬時に判断した私は、ありがたく渡瀬さんのご厚意に甘えさせて頂くことにしました。

平井汀子さんは生前に葬儀の注文をしていて、葬儀屋さんの指定、寺指定、墓指定までされてまして。
遺産から出すという形でなら、その通りにさせてもらえるという話で。

ここまで来るとさすがに隠したりとか遠回しにしても仕方ないので、実際に遺産で支払い可能なのか突っ込んでみました。
どうやら支払い可能な額が口座に残っているようです。ふむ。
それならまあ、故人の遺産ですし、要望通りの葬儀をさせて頂くという形で問題ないかと思ったので、渡瀬さんの提案に乗っかることにしました。

お骨の方は葬儀屋がしばらくなら置いてくださる、ということでしたので、お願いしました。
墓は某化け物が出るという噂のあった山近く指定……あそこか(汗)
葬儀屋が随伴してくれる、ということだったのでそっちもお願いする、ということで話を進めることに。

で。
気になるじゃないですか。
平井汀子さんは一体どこに住んでいたのかと。

実は平井汀子さんは、道で倒れて救急車で運ばれ、病院に入院していたようです。
病院で人工透析を受けていて、呼吸が止まり、心臓マッサージなどを行ったのですが残念ながらお亡くなりになったということでした。
倒れるまでは例のあのボロアパートにいたらしいんですよねー……(遠い目)

いやいやいやいやいやいや(汗)
あれは人が住める状態じゃなかったし、着替えとかもなかったし!(私の心の声)

思うところは色々ありましたが、とりあえず色々と準備とかがあるので、詳細が決まり次第連絡してくれる、というところで渡瀬さんとの会話を終了。

速攻で三星司法書士に電話w
渡瀬さんとのやり取りをざらっと説明した後、遺産調査などについて依頼しました。
……だってホントにあそこに住んでたかどうかも疑問なんだよね……(汗)
別のところで暮らしていたなら、渡瀬さんが知らない口座から家賃が引き落とされていたかも知れないのです。

疑うっていうか……人が暮らせる状況じゃなかったし……あそこ(汗)
あんなところで暮らしてたら、もっと早くヤバい状態になっていたと思うのです。

それも含めて調査依頼ですかねー。もし、どこか別のところで暮らしていたなら口座取引見れば一発で判りますから。今時、家賃を手渡しってレアですからねぇ。
仮に手渡しだったとしたら、渡瀬さんが知らないはずがありませんし。

ただ、問題がひとつ。
銀行では人が亡くなった場合、口座をストップします。
その口座からお金を出すには、相続人全員の委任状が必要になります。

渡瀬さんは自分が引き出せると思っていたようですが、甘いwww
以前、私が某銀行を倒してしまったので、Q県の銀行ではその手は使えません。
そもそも他人に口座管理させてはいけないのです。Q県信金w 大丈夫かw
凸られる前に止めろよww

三星先生には委任状のテンプレをメールで送ってください、とお願いしておきました。

んで、その辺の話を三星先生にぶん投げてから、今度は近衛不動産の営業さんに電話。
平井汀子さんが亡くなった旨を伝え、未だに例のアパートに居るかも知れない居住者をどうするかについて相談しました。

人が亡くなったのにいきなりそっちの処理かよ、と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、アパートの持ち主が亡くなったのですから今度は相続人との契約書を作らないとならないのですよ。
まあ、契約書なしで暮らしていたみたいですから、居住者はテンパるかも知れませんがそんなことは私の知った事ではないのです。つか、むしろどういった人が住んでいるのか、全く判らないんでねー。

だがしかし。
住んでる人の名前すら判らない状態なので、正規の契約書なり、退去願いなりを出すことが出来ません。
なので、連絡をお願いしたら近衛不動産の営業さんは快く引き受けてくれました。直接現地に出向いてくださる、ということで……ありがとうございます。

今のところはこんな状況です。
続きは後日。